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John Cage, Music of Changes [現代音楽2017]

アメリカの現代作曲家ジョン・ケージ(John Cage, 1912-1992)といえば、作曲者が楽曲管理を放棄する「偶然性の音楽 (aleatory music)」で知られ、その究極の形として演奏者が演奏をしない作品「4′33″」が超有名です。

 --- 曲名はトータル演奏時間の分秒 ---
 (David Tudorによる初演時の4′33″が通称となっている)

  Cage_4_33.jpg
 I
 TACET(休止)

 II
 TACET(休止)

 III
 TACET(休止)


「偶然性」に取り組む以前の作品は、まだ「音楽的」なもので、プリペアードピアノ(ピアノの弦にフェルトやボルトなどを挟んだもの)のために作曲された作品群などは、聴くに耐え得るものとして割と演奏・録音もされています。

以前、その時期の作品から「In a Landscape」を記事に載せたことがあったので、今回は「偶然性の音楽」の方から「易の音楽(Music of Changes, 1951)」を紹介します。中国の占いの古典「易経」を用いて作曲された作品だそうです。Book I 〜 IVまでありますが、Book I の演奏例を。


 [LIVE] Vicky Chow performs John Cage: Music of Changes Book 1 (1951)


せっかくなので、演奏時間も同じくらいのヴェーベルン「ピアノのための変奏曲 (1936)」と比べてみましょう。こちらは3楽章構成で、12音技法により厳密に作曲された作品とのことです。


 A. Webern - Piano Variations Op. 27 - Paola Visconti


--- memo ---
 Apprenticeship period (1932–36)
 Modern dance, prepared piano, and the transition to chance (1937–51)
 ・A Valentine Out of Season, for prepared piano (1944)
 ・Music for Marcel Duchamp, for prepared piano (1947)
 ・In a Landscape for piano or harp (1948)
 ・Sonatas and Interludes, for prepared piano (1946–48)
 ・String Quartet in Four Parts, for string quartet (1949–50)
 First chance works (1951–59)
 ・Music of Changes, for piano (May – December 1951)
 ・4′33″ for any instrument or combination of instruments (August 1952)
 Happenings, theater (1959–68)
 Return to composition (1969–86)
 Number Pieces and other late works (1987–92)

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