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バスティーユとバレエ [建物シリーズ]

もう何年も前の話、せっかくパリに行くんだからオペラ座を見学して、と予定を組んだもののガルニエ宮は改修中。残念だけど、オペラ・バスティーユの方でバレエ「ジゼル」があるというのでチケットを手配しました。

opera_bastille.jpg
 L'Opéra de la Bastille( www.operadeparis.fr )


バスティーユでは例によって小規模なデモが行われていたものの、それも掃けて何の事もなく入場。バレエには縁がなかったので生まれて初めて観覧したのですが、パントマイム劇のようで意外と楽しめるものだと気付きました。劇場内は通常のコンサートホールのような作りで音も聴きやすかったし、終演後には翌日に乗るTGVのリヨン駅の下見もできて、満足して宿に戻ってきたのでした。


ジゼル第1幕のヴァリエーション。(踊っているのはナタリア・オシポワ、テクニシャンで知られているようです)

 Adam: GISELLE (Royal Opera House)


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この「ジゼル」、ロマンティック・バレエの代表作として知られていますが、フランスでは19世紀後半にはバレエ(バレリーナ)の俗化が進み、芸術としては衰退していく中、ロシアで受け継がれ、プティバによる振付け(1884年、以降数回改訂)が決定版として今もベースとなっているそうです。

マリウス・プティバは1818年マルセイユ生まれのダンサーで、ボルドーやマドリードで踊ったのち、1847年にサンクトペテルブルク マリインスキー劇場のプリンシパルとして契約。1871年には同劇場のバレエ・マスターに就任し、「ドン・キホーテ」を手始めに数々のバレエ作品を手がけます。1890年「眠りの森の美女」の初演でも振付けを担当。1892年「くるみ割り人形」の初演も振付けをする予定が、深刻な皮膚病のため叶わず、後輩のイワノフに委任。チャイコフスキーが亡くなった後の、1895年「白鳥の湖(ボリショイでこけた)」蘇演では、イワノフと分担して振付けを行い大成功を収めるなど、クラシックバレエの確立者として知られています。


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ネズミの磁場に引き寄せられるのか、クリスマスは「くるみ割り人形」とか「ディズニー」とか... CDでも聞いときましょ、三大バレエのピアノデュオへの編曲版、といっても結構マジです。

>>> 私たちのチャレンジは、たった2台のピアノを使って(4つの手の20本の指で)自由さを保持しながらもオーケストラと同様の大きなスケールをもたらすこと。そしておそらくは、作品に対する異なる解釈も。 <<<

Tchaikovsky_piano_duo.jpg
 Tchaikovsky: Ballet Suites for Piano Duo
 児玉麻里 、 児玉桃

 1. ラフマニノフ編曲による連弾版
 「眠りの森の美女」組曲 Op.66
 【序奏-リラの精/アダージョ-パ・ダクシオン/長靴をはいた猫/パノラマ/ワルツ】

 2. アレンスキー編曲による連弾版
 「くるみ割り人形」 Op.71 より
 【小序曲/行進曲/金平糖の踊り/アラビアの踊り/中国の踊り/ロシアの踊り/
  葦笛の踊り/花のワルツ/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】

 3. ランゲリ編曲による連弾版
 「白鳥の湖」Op.20より
 【情景/四羽の白鳥の踊り/情景】

 4. ドビュッシー編曲による連弾版
 「白鳥の湖」Op.20より
 【ロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り】

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