So-net無料ブログ作成

Pの修業時代 [建物シリーズ]

田舎に住んでいたので、修学旅行は奈良・京都でした。自由行動では何故か午後は京都タワー、ゲーム機で遊んでいたあまり良くない生徒さんたちです。

kyoto_tower.jpg
 京都タワー ( www.keihanhotels-resorts.co.jp )


時期は3月、旅行から戻ってくるといつの間にやらポカポカ陽気。それで聴いたのが、FMでAirチェックしてお気に入りにしていた、マスネの「4月の詩」。詩の朗読に続いてブルーノ・ラプラントの甘い歌声が入ってくる、友達にはちょっと言えない趣味のものでした。


---

そのマスネ (1842-1912) が可愛がっていた音楽家に、レイナルド・アーン (1875-1947) という早熟の天才作曲家がいます。

10代前半に書かれた「Si mes vers avaient des ailes (私の詩に翼があったなら, 1888)」が有名と聞きますが、「À Chloris (クロリスに, 1913)」を聞いてみましょう。(この動画では、歌詞中の"Chloris"を"L'enfant"と置き換えて歌っています。理由は動画の前半で語られています)


 "Ah Chloris" -- Reynaldo Hahn;
  Susan Graham, mezzo-soprano; Jake Heggie, piano

 À Chloris

 S'il est vrai, Chloris, que tu m'aimes,
  それが本当なら、クロリス、君が僕を愛していると
 Mais j'entends, que tu m'aimes bien,
  けれど知っているよ、君が本当に愛していると
 Je ne crois pas que les rois mêmes
  僕は、王たちだって同じとは、信じたりしない
 Aient un bonheur pareil au mien.
  僕と同じ幸せを得ているとは

 Que la mort serait importune
  死なんかごめんこうむる
 A venir changer ma fortune
  僕の幸運を変えてしまうような
 Pour la félicité des cieux!
  天上の幸福であってでさえ!

 Tout ce qu'on dit de l'ambroisie
  アンブロシア(天上の食べ物)を語ろうが
 Ne touche point ma fantaisie
  僕のファンタジーには触れもしない
 Au prix des grâces de tes yeux.
  君の瞳の祝福の価値という

 (Poésie de Theophile de Viau.)



オルレアン生まれのソプラノ、ヴェロニク・ジャンスが色々歌っている(デュパルク、ショーソン、アーン)中にも入っています。

veronique_gens.jpg
 フランス近代歌曲, 三者三様の洗練
  Veronique Gens
  Susan Manoff


---

"修業時代"の未成年者に課題を!

1. 君よ知るや南の国
 "Kennst du das Land, wo die Zitronen blühn"
 "Connais-tu le pays" by Ambroise Thomas

2. ただ憧れを知る者だけが
 "Nur wer die Sehnsucht kennt"
 "Нет, только тот, кто знал" by Tchaikovsky
 "None but the Lonely Heart"

(載せられる動画が見つからなかっただけの話だけど... )

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。