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ブニアティシヴィリのリスト ロ短調ソナタ

CDジャーナルの”2011私のBest5”に乗せられて、2枚聞いてみました。

・カティア・ブニアティシヴィリ/リスト・アルバム
・東京女子流/鼓動の秘密

ブニアティシヴィリのリスト(ソロデビューアルバム)の第一印象は、
あまり良いものではありませんでした。細部に捉われ過ぎてソナタ全体の
構成感が薄められている気がしたのです。
2回目、それから本人自身のライナーノートを読んでから、聴いたときに
その印象が変わりました。
ソナタ曲の各モチーフを、ファウスト・メフィスト・マルガレーテの3者に
当てはめて表現するとは、ちょっと驚きです。「愛の夢」と「メフィストワルツ」
でソナタを挟み込むアルバム構成も、腑に落ちました。

ジャケ写は、「メランコリー」でしょうか?
 buniatishvili.jpg

FRANZとLISZTの翼を持った天使の足下で、白鳥はまだ寝ている。

 Melancholia_I.jpg A.デューラー「メレンコリア I」1514

クラナッハの「メランコリー」は、以下の方のBlogにきれいな写真があったので、
見てみてください。

アリーチェの気ままな旅時間

東京女子流のジャケ写は??
 東京女子流.jpg

蓮の花を抱いた観音さま、または、プリザーブドフラワーを持った椿姫?

何回か聴いてみたけど、「超名盤」とはいくらなんでも持ち上げ過ぎでは?
歌の縦の線がぴったり合って、繊細感が出てくれば、かなり面白い存在に
なってくるような気がします。

CDショップ大賞2012 入賞作品決定

  全国のCDショップ店員が選んだ
\--- 行かなきゃ会えない音がある ---/

第4回CDショップ大賞2012 入賞作品発表

入賞7作品
「その先の青へ」 熊谷育美
「DocumentaLy」 サカナクション
「リアルタイム・シンガーソングライター」 高橋 優
「スーパースター」 back number
「エピソード」 星野 源
「MAN WITH A MISSION」 MAN WITH A MISSION
「バトル・アンド・ロマンス」 ももいろクローバーZ

この中に選ばれること自体、アーティストの皆さん嬉しいでしょうね。
YouTubeで各々軽く拾ってみましたが、ももクロ☆☆☆以外だと、
高橋優☆☆がちょっと気になりました。

 ☆☆☆ そのCDを買うためにCDショップに出かける価値有り
 ☆☆  買い物のついでにCDショップに寄ってみる価値有り
 ☆   興味があれば

大賞、およびその他各賞の発表/授賞式は、2/27渋谷BOXXにて
だそうです。

S is for Space-opera

先にあげた、ザルツブルク音楽祭のOperaプログラムをみて、気がつきました?
ヘンデル作品が2つ入っています。近年のヘンデル再評価の証ですね。
音楽的に素晴らしいAriaがたくさんあるというのは、一般にも周知のことですが、
(「オンブラ・マイ・フ」、「私を泣かせてください」など)
舞台作品としても楽しいものになると知らしめたのは、
ウィリアム・クリスティーの多大なる貢献があってのことでしょう。
(大河ドラマも、演出次第で十分面白くなるといったとこ)

その、W.クリスティーの「ジュリアス・シーザー」がDVDで観れるので、ご紹介。
3幕物で全部観ると4時間ぐらい掛かってしまうのですが、第2幕だけでも、
十分にその魅力を知ることができます。

クレオパトラの従者ニレーノのおかま踊り。(観客に大受け)
シーザーとviolinソロ奏者との掛け合い。
セスト(キルヒシュラーガー)の真に迫った歌唱。(ピストル持って復讐を誓う)
最後は、クレオパトラ(ダニエル・デ・ニース)に悩殺されてください。

ザルツブルク音楽祭2012

自宅のポストにパンフが入ってたので、自分は行ける訳もないけど、ご案内。(パンフなんて何年ぶりだろ。チケットあまり売れていないのかな?)

Salzburg Festival / The Programm

オペラのチケット状況は、次のような感じです。
これだけのメンバーで、チケットが残っている方が不思議かも。単品以外にシリーズ(セット)チケットというのもあるので、そちらで手に入ったりする可能性もあるのかな?

 モーツァルト「魔笛」:SoldOut(アーノンクール指揮、クライターほか)
 ビゼー「カルメン」:SoldOut(ラトル指揮、コジェナーほか)
 プッチーニ「ボーエム」:SoldOut(ガッティ指揮、ネトレプコほか)
 R.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」:残席あり(シャイー指揮)
 ツィンマーマン「兵士たち」:残席あり(メッツマッハー指揮)
 ヘンデル「ジュリアス・シーザー」:残席あり
     (ジャルディーノ・アルモニコ+ショル,バルトリ,オッター他)
 モーツァルト「羊飼いの王様」:残席あり(W.クリスティー指揮)
 ヘンデル「タメルラーノ」:残席あり(ミンコフスキ指揮)

音楽祭はそこそこに、ザルツカンマーグートを巡る(鉄道+バスで可)というのもオススメ。景色は良いし、バート・イシュルにはカフェ・ツァウナーという有名なお菓子屋さんがありますし。

p.s.
最近のCDJの全方位攻勢はすごいですね。いくつか、リンクしておきます。

 特集:スタッフが選ぶ”2011私のBest5”
 新春特別企画:<モモクリ2011>観戦記
 特集:冨田勲×小室哲哉、奇跡の邂逅
 インタビュー:【宮本笑里】
 【特別企画】フランス電子音楽シーン最前線

inter-mission

JAL機内サービスのクラシックchですが、何かこっちの頭の中を見透かされた感じ。12月はラストロマンチックというテーマでコルンゴルドとか流してくれるし、羽田への帰着便は、映画音楽特集。札幌で聞いたニノ・ロータ(ちなみに、ジルベスターでは「太陽がいっぱい」と「8 1/2」のメドレーでした。)に加えて、ベルイマン作品に使用された曲までが…

その中に、バッハの無伴奏チェロ組曲のサラバンドがあったのですが、曲が使用された映画タイトルが「サラバンド」?? 変だなと思ってwikiで見ると、2003年作の「サラバンド」というテレビ映画が確かにあるんですね。てっきり、「叫びとささやき」の別名か単なる間違いかと思いました。

一度、母親と一緒に「叫びとささやき」をLaserDiscで観たことがあるのですが、飽きるだろうと思いきや結構熱心に観ていて、一言、「女中の人(アンナ)は母親になろうとしたんだね」。このときは、女性の直感は怖いと思いました。
ベルイマン初めてのフルカラーというこの映画は、僕も好きな作品です。(死人が蘇るホラー映画です。)
  聖アンナと聖母子.jpg

ベルイマン関連では、他に、ショパンのプレリュード2番が選曲されていました。これは「秋のソナタ」という作品で使用されたもので、少しは上手になったでしょと言って弾いた娘のショパンに対して、説明しながらお手本を弾いて見せるイングリッド・バーグマン。この映画で、少なくともそのシーンは必見と思います。おすすめ。

以上、intermissionでした。