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モーツァルトの「ハイドン・セット」 [クラシック音楽2017]

ハイドン(1732-1809)でひとしきり遊んだ後はモーツァルト(1756-1791)へ。いい橋渡しとなるのが、モーツァルトがハイドンに献呈した6曲の弦楽四重奏曲「ハイドン・セット」。ハイドンが1781年に完成させたロシア四重奏曲(6曲)に触発され、2年以上の歳月をかけて練り上げた作品群です。(この作曲期間中にモーツァルトとハイドンの親交が深まったそうな。)

 弦楽四重奏曲集「ハイドン・セット」
  第14番 G major, K.387 (1782 Dec)
  第15番 D minor, K.421 (1783 Jun)
  第16番 E♭ major, K.428 (1783 Jun-Jul)
  第17番 B♭ major, K.458「」(1784 Nov)
  第18番 A major, K.464 (1785 Jan)
  第19番 C major, K.465「」(1785 Jan)

1785年、モーツァルトがハイドンをウィーンの自宅に招き(1月と2月の二度)これらの新曲を披露した際、ハイドンは、ザルツブルクから来訪していた父レオポルドに次のように伝えたとのこと。「神の御前で、また誠実な男として話すが、あなたのご子息は、私が直に、また名前を知っている中で最も偉大な作曲家だ。審美眼を持ち、さらに、作曲に関する深い知識も持っている。」


Ambroisie/Naïveレーベル公式の「ハイドン・セット」のカッコイイtrailer動画があったのですが、いつの間にか消えていました。仕方がないので代わりに、 K.465「」の動画を置くことにします。話のネタに、名前の由来となった冒頭2分ほどの序の部分を聴いてみてください。




あとは、K.458の「」とか、どこかで耳にされていると思います。また、短調の曲 K.421の3楽章(Menuetto)は、短くインパクトもあるので演奏会のアンコールに使用されたりします。





こんな感じで、弦楽四重奏団のレパートリーには欠かせない曲集です。この団体もプログラムに必ず入れるようにしてるとのこと。細かな音のあやとりを見ていると、自然幸せな気持ちにさせられる曲と演奏です。

mozart_cambini.jpg Mozart:
  The Six String Quartets dedicated to Haydn

 カンビーニ=パリ弦楽四重奏団
  ジュリアン・ショヴァン(Vn)
  カリーヌ・クロケノワ(Vn)
  ピエール=エリック・ニミロヴィチ(Vla)
  酒井淳(Vc)

 --- 2016年度「齋藤秀雄メモリアル基金賞」の酒井淳がチェロを務めています。


--- おまけ(トルコ行進曲 K.331, 1783) ---




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