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2018年04月15日:  第七の環
2018年04月08日:  ヴァイオリンのためのファンタジー / ピアノ伴奏付き
2018年04月01日:  デーメルの詩によるファンタジー
2018年03月25日:  7つの部位
2018年03月21日:  メラニーの耳 ~2016年3月、ブリュッセル~
2018年03月18日:  カプリッチョ
2018年03月11日:  15のスタスィオン
2018年03月04日:  ビリティスの歌(1897-98)
2018年02月25日:  オンディーヌ
2018年02月18日:  ブラームスの子守歌

第七の環 [その他]

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 これは匂いで、林檎そのものではありません。
  匂いは林檎が舌を縛るほど鼻を縛りません。
 だから私の舌の上の林檎より、
  鼻孔のあたりを散歩している林檎の方が好きです。

ozaki_midori_sea.jpg
 鳥取県岩美町 記念イベント「尾崎翠と、追憶の美し国へ」 公式サイト


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ヴェーベルンの1分ほどの歌曲を2つ。曲は「第七の環による5つの歌曲 Op.3 (1907-08)」から、第1曲と第2曲。詩はシュテファン・ゲオルゲ。

ロマンティックな詩をバラバラに分解するような曲ですが、音と言葉の粒々が不思議にシンクロする、こんな表現ができるヴェーベルンという作曲家、只者ではありません。また、楽曲へのシンパシーを持ちながら、これをさらりと歌ってのけるクリスティーネ・シェーファーというソプラノ歌手も、只者ではありません。


・Dies ist ein Lied für dich allein

 Webern: Dies ist ein Lied für dich allein op. 3,1 - Christine Schäfer

 Dies ist ein Lied / これはひとつの歌
 Für dich allein: / 君だけのための:
 Von kindischem Wähnen / 子供じみた信仰の
 Von frommen Tränen... / 敬虔なる涙の...
 Durch Morgengärten klingt es / 夜明けの庭を通って音が
 Ein leichtbeschwingtes. / わずかに揺れて。
 Nur dir allein / 君だけのための
 Möcht es ein Lied / 歌かも知れない
 Das rühre sein. / 呼び覚まされた。


・Im windesweben

 Webern, Im Windesweben op 3,2 Christine Schäfer

 Im windesweben / つぶやく風の中
 War meine frage / 僕の問いは
 Nur träumerei. / ただのトロイメライだった。
 Nur lächeln war / ただ微笑みを
 Was du gegeben. / 君は返してくれた。
 Aus nasser nacht / 湿った夜からも
 Ein glanz entfacht - / 輝きを放たせて -
 Nun drängt der mai, / 今、5月が駆り立てる、
 Nun muß ich gar / 今、僕はしなくては
 Um dein aug' und haar / 君の瞳と髪のために
 Alle tage / すべての日々を
 In sehnen leben. / 思い焦がれて生きること。


---

 疲れだべ?
  アップルパイでもけェ。(甘露の匂い!)
.
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ヴァイオリンのためのファンタジー / ピアノ伴奏付き [その他]

カンディンスキーの目の前にはこういう真っ黄色の世界が広がっていたんでしょうか、コンサートでシェーンベルクの音楽に遭遇した感動が伝わって来ます。ピアノらしき黒い物体や、聴衆らしき丸や半円も見て取れ、未だ完全な抽象絵画とはなっていないところも微笑ましいもの。

彼がミュンヘン新芸術家協会のメンバーとこのコンサートに出かけたのは、1911年1月のこと。インパクトを与えた音楽は「3つのピアノ曲 Op.11 (1909)」だそうです。 この出会いが、「青騎士 (der Blaue Reiter, 1912-14)」サークルへと繋がっていくのですね。

impression-iii-concert-1911.jpeg
 "Impression III (Concert)" by Wassily Kandinsky, 1911



--- 全てがオリジナルのこのセカイは / みんなのナナイロ方程式 ---

その後、12音技法を確立したシェーンベルクは1933年にアメリカに移住します。「ヴァイオリンのためのファンタジー」がその熟練の技によって書かれたのは1949年、彼が75歳の誕生日を迎えた年。彼の最後の器楽曲です。

9分ほどの小曲で、導入&変奏 - レント - スケルツァンド - コーダという4段構成を把握すれば、音楽のエキスがぎゅっと詰まった、"Baby fantastic!"な可愛い奴。


Schoenberg Phantasy for Violin with Piano Accompaniment, op. 47


長年、デ・レーウ&シェーンベルク・アンサンブルの1984年録音にお世話になってきましたが、これを機会に、フランチェスカ・アンデレッグというヴァイオリニストの2011年録音に新調です。

 Francesca_Anderegg.jpg <-- Schoenberg_Phantasy.jpg

 Francesca Anderegg performs Works for Solo Violin
  モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
  シェーンベルク: 幻想曲 Op.47
  ジョージ・パール: トリプティーク(三連祭壇画)
  シューベルト: ロンド Op.70 D.895
  エリオット・カーター: 無伴奏ヴァイオリンのための4つのラウダ(賛歌)



--- accompanied by pop culture

「わーすた定期ライブ わーすた ぷらねっと~funtasy~」
Yahoo!チケット先着先行受付 2018年4月5日(木)15:00より、受付開始!!!
baby_fantastic.png

今回新たなチャレンジをメンバーそれぞれが挑戦!そしてファンタジーな空間へご案内致します[ぴかぴか(新しい)]

 【日程・会場】
 2018年4月29日(日) 東京・渋谷クラブクアトロ
 第1部:開場14:00 / 開演14:30
 第2部:開場18:30 / 開演19:00

まなかさん、音楽プロデューサーから離れるって、廣川奈々聖のブログにあった。惜しいね。

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デーメルの詩によるファンタジー [その他]

1906年6月、9歳のコルンゴルトは父親に連れられてグスタフ・マーラーを訪問し、自作のカンタータを弾いてみせます。「天才、天才だ!」と驚くマーラー。自身はアメリカ行きが決まっていたこともあり、コルンゴルトにツェムリンスキーに師事することを勧めます。実際に学んだのは1909-11年。

demel_2.jpg
 詩人デーメルの生家 ( https://www.demel.com/en/home/ )


そのツェムリンスキー(1871-1942)の作品から、ピアノ曲「デーメルの詩によるファンタジー (Fantasien über Gedichte von Richard Dehmel, Op. 9, 1898)」を。デーメルの4つの詩からイメージされた4曲構成です。


 Alexander von Zemlinsky - Fantasien über Gedichte von R.Dehmel
  ( Aurelia Visovan, piano )

1. Stimme des Abends / 夕べの声

 野は休息を欲している
 茎に、枝に
 わずかな傾き。
 君は、霧の立ち上るのを
 聞くかのよう。

 君は聞く - そして今;
 君は思うだろう、あたかも邪魔しているように
 君の靴が
 その沈黙を。


2. Waldseligkeit / 森の幸福

 森は駆け出し始める、
 木々が夜に迫りつつも、
 幸せに聞いているかのように、
 互いに優しく触れ合う。

 そして、枝木の下で、
 私は全くひとりきり、
 私は全く私そのもの:
 完全に君だけのもの!


3. Liebe / 愛

 深く、より深く:恵みを与え、
 怖れに受け - 何と罪なこと!
 膨らみは生のただ中で生そのものをかき乱す:
 粗暴な成長、静かな忍耐。


4. Käferlied / カブトムシの歌

 マイケファー、ブーン、
 ちょうどあそこに停まった!
 触覚を広げて、
 小さな二つの羽を出して、
 後ろへ前へと飛び回り、
 カウント、ミ、ワッ、フェ!
 カウント:数えるからな、
 何分経っただろう、
 この可愛いやつを自分のものにするまで
 家には戻らない!
 マイケバー、マイカー:
 じゃないとダイカーが捕まえてしまう!



このピアニストのソロアルバムが今年中にリリースされるとのことなので、忘れないようにリンクを入れさせてもらいます。4種のピアノで異なる4曲という企画なので、ちょっと興味が湧いて。
 http://www.aureliavisovan.com


ところで、シェーンベルクも1895年にツェムリンスキーから対位法を教わっていて、友人関係に、後には義理の兄弟という間柄になります。デーメルの詩に関わる音楽作品としてとりわけ有名なのが、彼の弦楽六重奏曲「浄められた夜 (1899)」ですが、ツェムリンスキーにも、ソプラノ独唱と弦楽六重奏のための 「Maiblumen blühten überall (そこかしこに咲いた5月の花, 1898)」という曲があります。両曲とも類似の雰囲気を醸し出しているのが面白いところ。


 Maiblumen bluten uberall (1898) by Alexander Zemlinsky

 Maiblumen blühten überall;
  Lilies-of-the-valley blossomed everywhere;
 er sah mich an so trüb und müd.
  he gazed at me with such sad and weary eyes.
 Im Faulbaum rief eine Nachtigall:
  In the berry-bearing alder a nightingale called:
 die Blüte flieht! die Blüte flieht!
  blossoms flee! Blossoms flee!
 Von Düften war die Nacht so warm,
  The night was so warm with scents,
 so warm wie Blut, wie unser Blut;
  as warm as blood, our blood;
 und wir so jung und freudenarm.
  and we so young and joyless.
 Und über uns im Busch das Lied,
  And the song above us in the bush,
 das schluchzende Lied: die Glut verglüht!
  the sobbing song: passion is fading!
 Und er so treu und mir so gut.
  And he so true and so loving to me.

 In Knospen schoß der wilde Mohn,
  Wild poppy buds sprang up,
 es sog die Sonne unsern Schweiß.
  the sun sucked our sweat.
 Es wurden rot die Knospen schon,
  The buds were already turning red ?
 da wurden meine Wangen weiß.
  my cheeks were turning white.
 Ums liebe Brot, ums teure Brot
  To earn dear and cherished bread
 floß doppelt heiß ins Korn sein Schweiß,
  his sweat flowed doubly warm into the corn,
 der wilde Mohn stand feuerrot;
  the wild poppy stood red as fire;
 es war wohl fressendes Gift der Schweiß,
  his sweat was corroding poison,
 auch seine Wangen wurden weiß,
  and his cheeks too turned white,
 und die Sonne stach im Korn ihn tot.
  and the sun burned him to death in the corn.


 Translation [コピーライト] Richard Stokes,
  author of The Book of Lieder (Faber, 2005)




はて、一つだけ、嘘をつきました。
 アプフェル・シュトゥルーデル、売り切れちゃっててごめんね。




--- p.s.
 それにしても、4年目のわーすたのテーマは "CHARAii"か... 本気で路線変更してきたな。
wasuta_charaii_02.jpg
 http://wa-suta.world/index.html

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7つの部位 [その他]

13世紀に生まれたハンザの都市同盟ですが、15世紀以降はイギリス、スウェーデン、オランダといった国々との競合に巻き込まれその影響力が低下。17世紀に入ると同盟都市の多くが各々の領邦国家に組み込まれて、その役割は終了することになります。しかし今でも、リューベック、ハンブルク、ブレーメンという3都市の正式名称には "Hansestadt" の文字が誇らしげに残されています。

そのリューベックで、わずか9都市が参加した最後のハンザ会議が行われたのは1669年のこと。前年の1668年に、リューベック聖マリア教会のオルガニストに就任したのはディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃 - 1707)。という絡みで今回は、声楽曲「メンブラ・イェズ・ノストリ (1680)」の紹介クリップです。

---
viking_explorer.jpg
( www.cosmos.com/tour/viking-explorer/4830/ )


下は2013年録音のアルバム。演奏しているヴォクス・スカニエンシスはスウェーデン南部のマルメ・ルンドで活動している団体とのことですから、ヘルシンボリに生まれ(?)、そこの聖マリア教会のオルガニストを務めていたブクステフーデの地場ものといってもいいかも。未だルネサンスの香り残るこの作品を、軽やかで透明感のある音楽にまとめています。(Helsingborg, Malmö, Lübeckの位置関係は上図参照のこと)

Buxtehude-Membra_Jesu_Nostri.jpg
 D.Buxtehude: Membra Jesu Nostri
 (The Limbs of our Jesus)

  Vox Scaniensis
  Peter Wallin



ルター派オラトリオの最初のものと言われる「メンブラ・イェズ・ノストリ」。全体は7つのカンタータで構成され、その各々は、おおよそ以下のような形に従っています。

 "Sonata → Concerto → Aria (x3) → Concerto (da capo)"

ここで、Sonata はインストルメンタル、Concerto は5声歌唱(V.とVI.は3声)、Aria はソロ or 多声歌唱で奏され、Concerto で歌われるのは旧約聖書あるいはソロモンの歌からの一節、Aria では中世の聖歌のテキストです。(ともにラテン語)

そこから、Concerto の部分だけを切り出してまとめてみました。全体をさっと見通して、これは救い主イエスについてのお話だと思っていただければ良いかと。また訳文は、あくまで歌詞として、英訳から日本語化しただけのもの。聖書としての"正しい"和訳については、引用元を記載したのでそちらを参照願います。


Vox Scaniensis - Cantata III. Ad manus: II. Quid sunt plagae

I. 足について(Isaiah 52:7)
 Ecce super montes
  見よ、山々を越えて来る御足を
 pedes evangelizantis
  その方、善き知らせを携え
 et annunciantis pacem
  また、平和のメッセージを語る。

II. 膝について(Isaiah 66:12)
 Ad ubera portabimini,
  彼ら(=エルサレム)はその胸にあなたを抱え、
 et super genua blandicentur vobis.
  また、折りし膝の上にあなたを受け止める。

III. 手について(Zechariah 13:6)
 Quid sunt plagae istae
  これらの傷は何ということか?
 in medio manuum tuarum?
  御手の中央にある。

IV. 脇腹について(Song of Songs 2:13-14)
 Surge, amica mea, speciosa mea;
  現れよ、我が愛する人、美しき人、さあ来たらん;
 columba mea in foraminibus petrae,
  我が鳩よ、岩の割れ目に、
 in caverna maceriae.
  また、石造りの穴倉に。

V. 胸について(1 Peter 2:2-3)
 Sicut modo geniti infantes rationabiles,
  あなた方は新たな子供たちとして、再び生まれなければなりません、
 et sine dolo concupiscite,
  知恵を持ちながらも純真に、あなた方のミルクを求めて、
 ut in eo crescatis in salutem.
  それによって健やかに育つことができる。
 Si tamen gustatis,
  そして、一度それを味わったならば、
 quoniam dulcis est Dominus.
  主がいかに甘美であるかを知るでしょう。

VI. 心臓について(Song of Songs 4:9)
 Vulnerasti cor meum,
  あなたは私の心を奪った、
 soror mea, sponsa.
  私の妹、私の花嫁。

VII. 顔について(Psalm 31:16)
 Illustra faciem tuam super servum tuum,
  あなたの御顔であなたの下僕を照らし給わんことを;
 salvum me fac in misericordia tua.
  おお、あなたの慈悲にて私をお救いください。



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メラニーの耳 ~2016年3月、ブリュッセル~ [その他]

Maelbeek_station.jpg
 Maelbeek (métro de Bruxelles)


暑さ寒さも彼岸までというけれど、今日は寒いね。それはさて置き、Mélanie Defize (4 octobre 1986 à Huy – 22 mars 2016 à Maelbeek)という、29歳で亡くなった音楽家のためのコンピレーション・アルバムです。古楽、クラシックが主ですが、最後に、イヴ・デュテイユの「メラニーのピアノ」という、1979年アルバムからの曲が収められています。(メラニー・ドゥフィズは、バロックヴァイオリン奏者とのことですが)

L_oreille_de_Melanie.jpg
 L'Oreille de Mélanie
 (メラニーの耳)

 1. ふたつの星 (マヌエル・マチャド)
 2. 逝くこともままならず (マッダレーナ・カスラーナ)
 3. 流れよ、わが涙 (ジョン・ダウランド)
 4. この両頬を、涙が ~「マタイ受難曲」による (ファブリツィオ・カソル)
 5. ハルシナシオンI:溺れる娘 (ファウスト・ロミテッリ)
 6. こびと (モデスト・ムソルグスキー)
 7. 第5場(この世では) (フィリップ・ブースマンス)
 8. この地は天から遠く (カルロス・ガルデル)
 9. メラニーの友人たち (アラン・シャンフォール)
 10. リオ・リエージュ (グレッグ・ウーベン&セドリク・レーモン)
 11. ちょっとダイビングに (アナヴァントゥー)
 12. ホットドッグ屋台の音楽 (マニュ・ルイ)
 13. 第2ソナタのスケルツォ (セルゲイ・プロコフィエフ)
 14. そして、ここから (グイード・モリーニ)
 15. ラ・フランジパーナ (ジョヴァンニ・レグレンツィ)
 16. 未開地の人々 (ジャン=フィリップ・ラモー)
 17. 声出して行こうぜ (DJグラスホッパ&アカ・ムーン)
 18. ニクリズ・ニハヴェンド・タクシム (トルコ伝統音楽)
 19. 第1協奏曲のアダージョ・エスプレッシヴォ (ニコロ・パガニーニ)
 20. ずっとあなたのあとを辿ろう (マルコ・カーラ)
 21. メラニーのピアノ (イヴ・デュテイユ)


---


 CYP9619 L'Oreille de Mélanie(Dos estrellas le seguen – Manuel Machado)



 Yves Duteil - Le piano de Mélanie


 Au plus profond de ma mémoire
  記憶の奥底で
 je l'ai cherchée sans la voir
  私は見つからない彼女を探していた
 si son visage était doux
  彼女の顔はソフトだったか
 son image était trop floue
  その面影はあまりに曖昧だ

 Au plus profond de mon sommeil
  眠りの奥底には
 il n'y a qu'un grand soleil
  大きな太陽だけがある
 formant toile de décor
  キャンバスを形作り装飾する
 à la forme de son corps
  彼女の身体の形を

 Et sa silhouette s'anime
  そして、彼女のシルエットは息づく
 et soudain je l'imagine
  そして、突然に私は思う
 elle ne vit que par mon rêve
  彼女は私の夢の中でのみ生きているのだと

 Et du piano de Mélanie
  そして、メラニーのピアノ
 sous ses doigts qui prennent vie
  彼女の指の下でそれは蘇る
 s'élève une mélodie
  メロディーが立ち上がる

 ... Je m'éveille et je l'écris.
  ... 私は目覚め、それを書き留める。





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カプリッチョ [その他]

作曲家リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)と劇作家フーゴ・フォン・ホーフマンスタール(1874-1929)が初めて出会ったのは、1899年の3月 ベルリン、詩人リヒャルト・デーメルの家にて。1900年にパリで再会しますが、本格的な交流が始まるのは1906年からで、シュトラウスがホーフマンスタールに「エレクトラ」のオペラ化について打診したそうです。


《 R.シュトラウスとホーフマンスタールのコラボ作品一覧 》

 エレクトラ (Elektra, 1906-08)、全1幕
 ばらの騎士 (Der Rosenkavalier, 1909-10)、全3幕
 ナクソス島のアリアドネ(Ariadne auf Naxos, 1912/16)、プロローグとオペラ
 影のない女 (Die Frau ohne Schatten, 1914-17)、全3幕
 エジプトのヘレナ (Die ägyptische Helena,1928)、全2幕
 アラベラ (Arabella, 1929-32)、全3幕


シュトラウスとホーフマンスタールの間で交わされた膨大な書簡は、まとめられ出版もされていますが、手紙に記された忌憚ない意見交換は、創作の経緯をつまびらかにするものといいます。さすがにその「往復書簡全集」を読む元気はないのだけれど、それを元に両者の相互作用をまとめてくれた本があります。

strauss_hofmannsthal.jpg

リヒャルト・シュトラウスとホーフマンスタール
 

 三宅 新三(著)、青弓社


モーツァルトとワーグナーを信奉するシュトラウス。対して、総合芸術はワーグナーから始まったのではないとモリエールとリュリによる「町人貴族」を支持するホーフマンスタール。その協同作業は妥協に終わったのか、それともワーグナー楽劇の超克となったのか?

クンドリー/サロメと源を同じくする「エレクトラ」で話は始まり、ケルビーノ/オクタヴィアンの「ばらの騎士」、コメディーと神話劇の融合した「ナクソス島のアリアドネ」、「魔笛」同様の愛の試練劇「影のない女」へと進み、そして「アラベラ」創作期に急死するホーフマンスタール、精神的ショックからその葬儀も欠席したシュトラウス。


sinopoli_ariadone.jpg
 "シノーポリ(1946-2001) 最後のオペラ録音"
 と帯の入った「ナクソス島のアリアドネ」。

 R.シュトラウスのオペラシリーズと
 新ウィーン楽派の作品集は、彼の良い仕事。

 54歳の若さでというのは惜しまれます。


sinopoli_frau.jpg 同じくシノーポリの「影のない女」。
 
 影(子を産む能力)のない霊王の娘が、
 皇帝との真実の愛をつかむ台詞、
 "Ich – will – nicht! –(僕は嫌だ!)"
 が全曲のクライマックス。

 --- グランドの上 僕にちゃんと影ができた



おしまいに、オペラ「カプリッチョ」の言葉と音楽の戯れる世界、歌曲「最後の4つの歌」の諦観の境地に言及して、この本は閉じられます。


 Strauss: Sextet from "Capriccio" Live at Curtis with Roberto Díaz

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15のスタスィオン [その他]

誰もが一度は通る道、シモーヌ・ヴェイユ。御多分に洩れずカイヤ・サーリアホも、ドイツ留学時のスーツケースに翻訳本を一冊(重力と恩寵)忍ばせていたそうです。

シモーヌの人生と思想をオラトリオにしようと発案したのはピーター・セラーズ、台本はアミン・マアルーフが担当してと、オペラ "L'amour de loin (2000)"と同じメンバーによるコラボレーション作品です。


saariaho_simone.jpg Kaija Saariaho :
  La Passion de Simone (2006)

  Libretto by Amin Maalouf

  歌い手 : ドーン・アップショウ
  語り手 : ドミニク・ブラン
  コーラス : タピオラ室内合唱団


2012年録音のアルバムで、エサ=ペッカ・サロネン指揮のフィンランド放送交響楽団がバックを務めています。

---

オラトリオ "La Passion de Simone" は15のステーション(場面)からなります。ステーションという名前は "Stations of Cross (十字架の道行き)"に呼応するもので、その各々が、歌い手/語り手/コーラスから選択した組み合わせによって奏されます。

14_stations.jpg
 Les stations du chemin de croix de Notre-Dame-des-Champs, Avranches


「シモーヌ、我が姉、我が妹、シモーヌ!」という歌い手の歌唱で始まるこの作品、各ステーションの(主に)シモーヌの著述からの引用を切り出してまとめてみました。全体を見渡して、これはそれとなく受難の物語だと思っていただければ良いかと。また訳文は、英訳の日本語化なので、フランス語の原文からはズレているかも知れません。あしからず。


 1st Station
 「完全に愛に如くものは存在しない、それゆえ私たちは、
  存在しないものを愛さねばならない。」

 2nd Station
  あなたは一人の女性であることも、ユダヤ人であることも選ばなかった。

 3rd Station
 「いかに沈黙を聴くかを知ること...
  ノイズの非在へと注意を傾けること... 」

 4th Station
  人類の苦悩に気を取られ、あなたは、
  あなたのそばにいる人たちには殆ど気が付かなかった。

 5th Station
  あなた自身の手で働く、工場で?

 6th Station
 「イメージ、シンボルを理解する方法...
  それらを解釈しようとせずに、ただ見つめること、
  見つめる、光が前へと飛び出してくるまで... 」
 「神が人間に善きことを為すに、人の協力なしでは無力であるように、
  悪魔もまた同様である、邪悪を為すに,,, 」

 7th Station
 「二つの力が支配している
  この宇宙を... 」
 「光と重力... 」

 8th Station
 「神は引き下がる
  そのようには愛されぬよう
  宝物が守銭奴に愛されるようには。」

 9th Station
  いかに愛するかを知ること ー
  神を、彼自身のために、
  他者を、彼ら自身のために、
  隷属でもなく、自己満足でもなく。

 10th Station
 「世界に対する想像上の使用権を捨てること、
  人が空間と時間を占める影響を減ずるために。
  完全なる孤独。そうして、人は世界の真実を知る。」

 11th Station
 「力に接触し影響下にある全てのものは、
  たとえどんな接触であろうとも、品位を汚すものである。
  打つか、打たれるかは、単一で同一の汚点である。」
 「死の恐怖。隷属の礎。」

 12th Station
 「痛みと疲れが、魂の中で永続という感覚が生まれる点に達する時... 」

 13th Station
 「死を前にして自分自身を発見するという特権のため、
  キリストのそれと完全に同じ状態で、十字架上で、彼が言った:
  '神よ、なぜ私を見捨てられたのか?' ー この特権のために、
  私は喜んで、パラダイスと呼ばれる全てのものを放棄するだろう。」

 14th Station
 「世界で生起した全ての悪は、頭から頭へと旅する。
  その完全で純粋なる犠牲のもとに下るまでは
  ー 全ての痛みを負い、悪を究極に破壊する方の。」

 Final Station
 「魂の不死を信じず、静かに認識すること
  ー 人生のすべては、死の瞬間への準備であると... 」
 「完全に愛に如くものは存在しない、それゆえ私たちは、
  存在しないものを愛さねばならない。」



 Simone_André.jpg
 Simone and André, Mayenne, 1915-16 (Le curieux Monsieur Cocosse)

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ビリティスの歌(1897-98) [その他]

ピエール・ルイスの詩集「ビリティスの歌(1894)」は、サッフォーと同時代、紀元前6世紀にギリシャに生まれたビリティスという女性の詩篇が19世紀になって発見され、それを翻訳した、という設定のフィクション詩集です。全体は3部構成で、第1部が故郷のパンフィリにいたビリティスの少女時代、第2部がレスボス島のミティレーヌに渡ってからの同性愛時代、第3部がキプロス島でのコーティザン時代を描いているとのこと。

Les_Chansons_de_Bilitis.jpg
 Illustration from Les Chansons de Bilitis,
  by Pierre Louys, pub. 1922, Barbier, Georges (1882-1932)



ルイスの親友でもあったドビュッシーが歌曲に選んだのはすべて第1部からということで、エロティックな要素を期待する僕らからすると、残念なところ。「つまりさ、完璧な清純さというのは、とっても淫らなんだよ」マラルメ談。まあ分からなくはないけど、「ペレアス..」の姉妹というこの作品には、恋に恥じらう純情な乙女心といったものしか感じ取れないなぁ。(はぁ... 今日はキロロで雪遊びか... わーすた... )


 Trois Chansons de Bilitis - Claude Debussy
  (Cecilia Duarte-Ana María Otamendi)


 1. La Flûte de Pan / パンの笛

 Pour le jour des Hyacinthies,
  ヒュアキンティア祭の日のために、
 il m'a donné une syrinx faite
  彼は私に牧神パンの笛を与えた
 de roseaux bien taillés,
  綺麗にカットされた葦たち、
 unis avec la blanche cire
  白い蝋で繋がれ
 qui est douce à mes lèvres comme le miel.
  それは蜂蜜のように唇に甘い。

 Il m'apprend à jouer, assise sur ses genoux ;
  彼は私に吹き方を教え、彼の膝に腰掛けて;
 mais je suis un peu tremblante.
  けれど、私は少し震えていた。
 il en joue après moi,
  私のあとに、彼が吹いている、
 si doucement que je l'entends à peine.
  とても優しく、それを私は殆ど聞いていない。

 Nous n'avons rien à nous dire,
  私たちは話すこともせず、
 tant nous sommes près l'un de l'autre;
  互いに寄り添っていた;
 mais nos chansons veulent se répondre,
  けれど、私たちの歌が応えたがって、
 et tour à tour nos bouches
  そして代わり代わり、私たちの唇が
 s'unissent sur la flûte.
  笛の上で重なり合う。

 Il est tard,
  もう遅い時刻、
 voici le chant des grenouilles vertes
  緑のカエルたちの歌声がやってきた
 qui commence avec la nuit.
  夜の始まりを告げる。
 Ma mère ne croira jamais
  母は信じてくれないだろう
 que je suis restée si longtemps
  私が長いことかかって
 à chercher ma ceinture perdue.
  亡くしたベルトを探していたとは。


 2. La Chevelure / 髪

 Il m'a dit: « Cette nuit, j'ai rêvé.
  彼は私に言った;「昨晩、夢を見たよ。
 J'avais ta chevelure autour de mon cou.
  君の髪を僕が首に巻きつけて。
 J'avais tes cheveux comme un collier noir
  僕は君の髪を黒いネックレスのように
 autour de ma nuque et sur ma poitrine.
  僕の首と胸に巡らして。

 « Je les caressais, et c'étaient les miens ;
 「僕はそれを撫でて、そしてそれは僕のもの;
 et nous étions liés pour toujours ainsi,
  そして僕らは永遠に結ばれた、
 par la même chevelure, la bouche sur la bouche,
  同じ髪に、口には口を、
 ainsi que deux lauriers n'ont souvent qu'une racine.
  2本のローリエが、時折、同じ根元から生えているように。

 « Et peu à peu, il m'a semblé,
  「ちょっとずつ、僕には思えてきたんだ、
 tant nos membres étaient confondus,
  僕たちの手足も混乱し、
 que je devenais toi-même,
  僕が君自身になったと、
 ou que tu entrais en moi comme mon songe. »
  それか、夢であるかのように、君が僕に入って来たのかと。」

 Quand il eut achevé,
  彼は語り終えると、
 il mit doucement ses mains sur mes épaules,
  私の肩に両手を優しく置いて、
 et il me regarda d'un regard si tendre,
  そして、とても穏やかな眼差しで私を見て、
 que je baissai les yeux avec un frisson.
  それで、私は震えながら視線を下ろした。


 3. Le Tombeau des Naïades / ナイアドの墓

 Le long du bois couvert de givre, je marchais;
  霜で覆われた森に沿って、私は歩いていた;
 Mes cheveux devant ma bouche
  髪が口の前で
 Se fleurissaient de petits glaçons,
  小さな氷結を咲かせている、
 Et mes sandales étaient lourdes
  そして、私のサンダルは重かった
 De neige fangeuse et tassée.
  泥のように詰まった雪。

 Il me dit: "Que cherches-tu?"
  彼は私に言った:「何を探しているの?」
 Je suis la trace du satyre.
  私はサチュロスの足跡を追っている。
 Ses petits pas fourchus alternent
  彼の小幅なステップが互い違いに
 Comme des trous dans un manteau blanc.
  白いコートにできた穴のよう。
 Il me dit: "Les satyres sont morts.
  彼は私に言った:「サチュロスは死んだよ」

 "Les satyres et les nymphes aussi.
  「サチュロスもニンフたちも。
 Depuis trente ans, il n'a pas fait un hiver aussi terrible.
  30年間で、こんなひどい冬はない。
 La trace que tu vois est celle d'un bouc.
  君が見ている足跡はヤギのもの。
 Mais restons ici, où est leur tombeau."
  さあ、ここで止まろう、ここが彼らの墓だ。」

 Et avec le fer de sa houe il cassa la glace
  そして、鉄のくわで彼は氷を壊した
 De la source ou jadis riaient les naïades.
  その源を、かつてナイアドたちが笑っていた。
 Il prenait de grands morceaux froids,
  彼は大きな氷の塊たちを取り上げ、
 Et les soulevant vers le ciel pâle,
  そして、それらを薄青い空にかざして、
 Il regardait au travers.
  彼はじっと調べていた。



真っ当な音で聴きたい方は、メゾ・ソプラノのマリアンヌ・クレバッサが歌ったアルバム「秘め事」があります。ピアノ伴奏はファジル・サイで、彼の楽曲も一つ含まれています。

secrets.jpg

 Secrets - French Songs
  Marrianne Crebassa
  Fazil Say

 ドビュッシー:ビリティスの3つの歌
 ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
 ドビュッシー:3つの歌曲
 ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ
 フォーレ:ルネ・ド・ブリモン男爵夫人の詩による歌曲集
 デュパルク:4つのメロディ
 ファジル・サイ:ゲズィ・パーク3

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オンディーヌ [その他]

噴水の街、エクサンプロヴァンス生まれの"水の妖精"、ヴィルジニー・デデュー。シンクロナイズドスイミングの鑑賞の仕方はイマイチ分からないけど、鼻栓不要という彼女の名前は知っています。(井村コーチという、スパルタな指導者の顔もすぐに思い浮かびますが)

Virginie_Dedieu.jpg
( from www.zimbio.com/photos/Virginie+Dedieu )


ちょうど、「オンディーヌ」という曲がラヴェルとドビュッシーにあるので並べてみることにします。でも、それだけではちょっと淋しいので、ベルトランの散文詩の一節で飾り付けを...


〜〜〜〜〜
Sa chanson murmurée, elle me supplia de recevoir son anneau à mon doigt pour être l'époux d'une Ondine, et de visiter avec elle son palais pour être le roi des lacs.

そのささやく歌、彼女は指輪を受け取ってくれと私に請うた、オンディーヌの夫となり、湖の王となるためその宮殿を一緒に訪ねようと。

Et comme je lui répondais que j'aimais une mortelle, boudeuse et dépitée, elle pleura quelques larmes, poussa un éclat de rire, et s'évanouit en giboulées qui ruisselèrent blanches le long de mes vitraux bleus.

そこで、私は「死ぬ運命の者」を愛しているのだと彼女に告げると、不機嫌に苛立ち、わずかに涙を流し、大笑いをして、消え去った水しぶき、それは白く流れた、青いステンドグラスに。

(アロイジウス・ベルトラン「夜のガスパール - オンディーヌ」より)
〜〜〜〜〜


・ラヴェル「夜のガスパール - オンディーヌ, 1908」

 Cordelia Williams: Ravel "Ondine" from Gaspard de la Nuit


・ドビュッシー「前奏曲集第2巻 - オンディーヌ, 1911-13」

 Carlos Morán - Debussy, Ondine (Livre 2 - VIII)

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ブラームスの子守歌 [その他]

ボヘミアの田舎育ちのドヴォルザークが作曲家としてブレークするのは、1878年に出版された「スラヴ舞曲集-第1集, Op.46」。出版社ジムロックに声掛けしたのはハンブルクという都会生まれのブラームス、良い人です。好評を受けて、1886年には「第2集, Op.72」も出版されました。Karin Lechner と Sergio Tiempo の姉弟デュオで。


 Duo Lechner Tiempo :
  "Slavonic Dance, Op. 72, No. 2 in E minor" by Antonin Dvořák


気心の知れた間柄のデュオはいいですね。息もぴったし。

さて、ドヴォルザークの「スラブ舞曲」のお手本になったのが、ブラームスの「ハンガリー舞曲 (1869)」。21曲ありますが、うち3曲はブラームスのオリジナルメロディーだそうです。有名な第5番は、ベーラ・ケーレルという人のチャルダッシュを編曲したもの。今度は、兄弟デュオで。


 BRAHMS - HUNGARIAN DANCE NO.5
  - PIANO DUET - SCOTT BROTHERS DUO


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「ねえ、ブラームス聴こうよ」は、黒沢清「ドレミファ娘の血は騒ぐ (1985)」のテルオカくんのセリフ。ラストシーンで洞口依子が歌う「ブラームスの子守歌」、聴こうよ!?


Mezzo Soprano Pia Heise and pianist Roger Vignoles: Wiegenlied. J. Brahms

 Guten Abend, gute Nacht, / こんばんは、おやすみなさい、
 mit Rosen bedacht, / バラで飾られて、
 mit Näglein besteckt, / カーネーションに包まれて、
 schlüpf unter die Deck! / 毛布に滑り込むの!
 Morgen früh, wenn Gott will, / 朝早く、神様がそう言ったら、
 wirst du wieder geweckt. / また起きなさい。

 Guten Abend, gute Nacht, / こんばんは、おやすみなさい、
 von Englein bewacht, / 天使たちに見守られ、
 die zeigen im Traum / 夢で見せてもらいなさい
 dir Christkindleins Baum. / クリストキントルの木。
 Schlaf nun selig und süß, / さあ眠りなさい、幸せに、甘く、
 schau im Traum's Paradies. / 眠りなさい、夢の天国で。

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